安全上のご注意
取扱いを誤った場合に、死亡または重症を負う危険が切迫していることを示します。
取扱いを誤った場合に、死亡または重症を負う可能性があることを示します。
取扱いを誤った場合に、軽傷を負うかまたは物的損傷の可能性のあることを示します。
●ドームやガラスの上には絶対に乗らないでください。割れて転落します。
●トップライトの開閉時には、手などをはさまれる可能性がありますので十分ご注意ください。
1.ドームやガラスは通常の積雪や風圧には耐えますが、人の体重を支えるには不十分です。設置場所によっては、人が飛び乗ったりしないように安全対策をご検討ください。(ガラスの強度に関しては、ガラスメーカーにお問い合わせください。)
2.人が自由に出入りする設置場所では、部外者が立入らないよう出入口に施錠や「立入り禁止」の表示をしたり、登られないように躯体を高くしたり、トップライトの周囲に防護柵や天窓の内側下部に落下防護ネットを設置する等の安全対策を、その状況に応じてご検討ください。
3.開閉式トップライトを自然換気等のために開放する場合、開口部から人が転落しないように安全対策をご検討ください。
4.作業中にトップライトの開閉を行なう場合は、手などをはさまれないように十分な安全対策をご検討ください。
●雪や瓦等の落下物によるドームやガラスの破損を防ぐため、軒先の真下になる場所への設置は避けてください。
●浴室やプールなど高温多湿となる場所へのトップライトの設置は、ガラスの錆割れによる飛散の原因となりますので、ご使用の際はガラスの種類や錆止めに十分注意しておこなってください。
●室内や外気温度の急変によって、ガラス面に熱割れ現象を生じる場合があります。万一、ガラスに損傷を生じたときには危険ですので早めに交換してください。
●網入りガラスの小口は荒削りをして、錆止め処理をほどこしてください。網入りガラスの錆はガラス割れの原因となり、落下のおそれがあります。
●スイッチ・オペレーター等の電気製品の改造及び分解は絶対にしないでください。感電や火災等のおそれがあります。
●想定外の用途でのご使用は、大変危険ですのでおやめください。(例:点検口・でるハッチ以外の開閉式トップライトを、出入口として使用する、等)。
●屋内外の温度差が激しい場所や、室内側の内部環境によってはトップライトに結露が発生します。結露対策については別途ご相談ください。
●多雪地域にトップライトを設置される場合は、事前にお問い合わせください。積雪量によっては、ドームやガラス・枠の強度が不足する可能性があります。躯体の立ち上げを高く設定する、ガラスを厚くする、融雪装置を取り付ける、雪下ろしを頻繁に実施する、等のご対応が必要になります。
●樹脂ドームの強度は経年変化します。
●トップライトに雪が積もった場合には雪おろしをおこなってください。放置するとドームやガラスの破損、開閉動作に支障をきたす場合があります。
●積もった雪をおろすとき、スコップなどでドーム部やガラス面を傷つけないよう十分注意してください。トップライト破損の原因となります。(建築基準法 第8条 第1項:建築物の所有者、管理者又は占有者は、その建築物の敷地、構造および建築設備を常時適法な状態に維持するように努めなければならない。」により、トップライトの管理者には維持保全の義務があります。)
●冬季や寒冷地などで雪が積もったり凍結した時は、緊急時以外の目的でトップライトの開放はしないでください。故障の原因となります。
●点検及び修理時、ドームやガラス等の清掃を行なう場合は、オペレーターに「作業中。電源投入禁止」「作業中。開閉操作禁止」等の注意表示をしてください。
●ハンドル差し込み式のオペレーター使用の場合、開放操作は必ずハンドルを外してからおこなってください。ハンドルが回転してケガをする可能性があります。
●オペレーターの操作を妨げるような物は周辺に置かないでください。非常時の開放が出来なくなります。
●浴室やプールなど高温多湿となる場所への標準タイプのトップライト及びスイッチ・オペレーター等の設置は、故障及び漏電の危険性があります。設置の際は、別途ご相談ください。
●万一、開閉装置故障のためトップライトが開いたままの場合は、本体の仮止めフックで仮閉鎖してください。ただし、この作業を行なうのに安全が確保できない場合は弊社営業所にご連絡ください。
●スイッチ類を水に濡らさないでください。電子機器のため故障の原因となります。
●トップライトの改造及び分解はおこなわないでください。故障の原因となります。
●アルミ枠にはシンナーなどの溶剤や、中性洗剤以外の洗剤などは使用しないでください。白いさびがでる(腐食)、塗装がはがれる、アルミが溶ける、つやが変わるなど美観を損なう原因になります。
●非常時以外の強風時には、トップライトを開放しないでください。トップライトが風にあおられ危険です。
●ドーム保管時は、樹脂ドームが高温により変形する恐れがあります。熱気が溜まらないように十分注意して保管してください。
●開閉式トップライトで閉鎖期間が長期に渡った場合、開閉枠部のパッキンが貼り付いてしまい、排煙できなくなるおそれがあります。パッキン貼り付き防止のためにも、半年に1回程度を目安にトップライトを開閉させ、作動状況を点検してください。
●トップライトの結露受け部分はゴミなどが溜まらないよう、時々確認・清掃してください。結露受け横にある水抜穴にゴミが溜まると、外部へ排水できずに漏水のおそれがあります。